わきが体質を診断する

わきが体質を診断してみましょう。


わきがはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の２つの汗腺の内、
アポクリン汗腺が主要因です。
アポクリン汗腺からの皮脂やタンパク質、糖類、脂質などを含む
汗が皮膚に棲む常在菌によって分解されることで、臭いを発します。


ただ、このアポクリン汗腺はすべての人にあるわけではありません。
また、アポクリン汗腺があっても、
必ずしもわきがの臭いが発するとは限りません。


多くの人のアポクリン汗腺は、すでに退化していて、
ほとんど機能していないからです。
ところが、一部の人の汗腺は機能していて、
そのような人は、独特の臭いを発するようになります。



機能しているアポクリン汗腺を持つ人は
そのような体質を、遺伝によって親から受け継いだ人です。
つまり、そのような汗腺を持って生まれてきた人だけです。



退化した汗腺が何かのはずみで復活することはありませんし、
汗腺自体が無い人に、汗腺が生み出されることも、もちろんありません。
わきがは、ウィルスや感染症などのように、
急に発症したり、突然うつったりという性質のものではありません。


それでは、わきがの体質なのか、そうでないかを
知ることは出来るのでしょうか。


正確にわきが体質を診断するためには、
脇を切開するしかありませんが、
かなりの確率で推測する方法はありますので、
わきが体質の診断方法をお知らせします。

⇒わきが体質を診断する【その１】遺伝